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【手倉森ジャパン】2016 リオ五輪 VSナイジェリア 敗戦を振り返る・・・ [五輪]

いよいよ始まったリオ五輪。


先陣をきって手倉森ジャパンが

ナイジェリアとの初戦を戦った。

japan_rio_ni.jpg

結果は4-5。

敗戦・・・。


ミス、ミス、ミス・・・

ミスの連続で自滅。


目があてられないようなミスの連続に

思わずため息が漏れた。



2014のW杯を戦ったA代表の経験が

五輪代表に活かされていない。。。



正直、率直にそう感じる試合内容だった。


OA枠で招集した藤春、塩谷、興梠。


いずれの選手も出場したが精彩を欠いた。


なぜW杯であの時経験を積んだ選手を

一人として連れていかなかったのか?

連れていけなかったのか?


国際大会ほど、そして初戦ほど

そうした経験値が必要とされるのに…。


そう感じざるを得なかった。

後半へ続く↓

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もちろんまだ大会は終わっていない。

あきらめるの尚早で敗退論戦なんど繰り広げ

たくもないが、手痛い一敗となったことに変わりはない。


その点、対照的にOA枠を

最善の策として講じたナイジェリア。

MFジョン・オビ・ミケル(チェルシー)は

先にも述べたようにW杯経験者であり、

散漫になりがちなチームをまとめあげる

絶妙なリーダーシップを発揮し、

ゲームを、見方をコントロールし続けた。


日本でいえばプレータイプは違えど、

ガンバ大阪の遠藤や

フランクフルトの長谷部が該当しよう。


彼がピッチの中にいたことで

移動問題に揺れたチームは

ピッチの中で躍動し、

サムライたちを翻弄し

敗戦にまで追いやって見せた。



いったいどんな準備をしてきたのか?


サムライたち(日本代表選手)の多くは

精彩を欠き、高温多湿の

マナウスの地で

輝きを失っていた。


メンタル面、コンディショニング面において

適切なコンロ-ルができていなかったのは明白だ。



一体、W杯の予選敗退の経験は

なんだったのか?


世代は違えど、何も経験が生かされ

いなかったような気がしてならない。


日本サッカー界は岐路に立たされていると感じる。

国内のサッカー環境のそれは確かに

恵まれたものとなってきているが、

一方で国際大会におけるメンタリティーや

フィジカルコンタクトには危惧すべき

重大な問題が課されているといって

過言ではない。



対戦したナイジェリアが

過酷なスケジュールの末に

いとも簡単に勝利してみせた

この結果を真摯に受け止める

必要があるはずだ。



環境が良いだけでは

「勝てない」

のだ。



ナイジェリア代表 5-4 日本代表

【得点者】
1-0 7分 サディク・ウマル(ナイジェリア)
1-1 9分 興梠慎三(PK)(日本)
1-2 11分 オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア)
2-2 12分 南野拓実(日本)
3-2 42分 オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア)
4-2 51分 オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア)
5-2 66分 オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア)
5-3 70分 浅野拓磨(日本)
5-4 90+5分 鈴木武蔵(日本)

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00476441-soccerk-socc
SOCCER KING






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【サカスト分析レポ J1】横浜FM VS 湘南 永木亮太が魅せたポスト直撃スーパーFK 試合総括レポ―ト J1 2ndステージ 第12節 [J1]

J1 2ndステージ 第12節 横浜FM VS 湘南
試合会場:Shonan BMWスタジアム平塚
2015/09/25

お互いに順位を上げるために
負けられない一戦。

青と黄緑のユニフォームが
ピッチで激戦を繰り広げた。


注目選手としては
横浜はアデミウソン、中村。
湘南は遠藤 航、高山 薫といったところ。

また、湘南GKの秋元 陽太、横浜FMのGK飯倉 大樹
両選手は横浜FMのジュニアユース時代の同僚で
先輩後輩関係であり、同郷対決にも注目。


両チームとも質の高いサッカーをしてくれる
チームなので非常に楽しみな一戦であった。


試合が始まるや、横浜が中村を中心に
テンポよくボールを回し主導権を握った。


対する湘南も高山をはじめ豊富運動量を
活かし前線から素早しプレッシングで
横浜に思うようなサッカーを許さない。


強いプレッシングから横浜のミスを誘っては
度々ボールを奪い素早いカウンターで横浜ゴールへと
反撃する展開が続く。


しかしリーグ屈指ともいえる堅守横浜のディヘンス陣
(中澤 佑二、ファビオ、小林 祐三、下平 匠)も
負けじと湘南の反撃を抑え込み、ゴールを許さない。


お互いがチームの特徴を発揮しあい、
攻守に渡って展開の早いゲームが続く。


結局スコアは動かないまま0-0で前半を折り返し
後半へ↓


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後半が始まる。


後半は横浜ペースで試合が進む。
堅実なパスワークから中村、アデミウソンが
チャンスを作りだしては伊藤、斎藤らが
ゴール前で絡んでいく。

そして後半9分、横浜はセンターサークル付近から
小林が左サイドへロングフィードすると
走り込んだ下平が折り返し、中で待ち受けた
伊藤がゴール前に詰めこんで先制点を奪取。


横浜が先制に成功する。


1点を失った湘南には暗雲が立ち籠める。

流れの悪さにしびれを切らした湘南ベンチは
曺貴裁監督が交代に動く。


精彩を欠いたキリノに代え山田直輝を投入。
この交代で流れが変わる。


後半25分、湘南はゴールから30mほど離れた位置で
FKを獲得すると、MF永木亮太が蹴り込んだ
ボールが力強い縦回転で弧を描きながら
横浜ゴールのクロスバーをかすりそのままゴール。


度肝を抜く豪快なFKで同点とし、1-1。
湘南が執念で同点に追いついた。


その後、両者ともに次々とチャンスを
生み出すが得点は生まれず。


激しく入り乱れた試合は痛み分けに
終っている。



以下、この試合を振り返り、両チーム、並びに
選手の寸評を記しておく。


◆横浜FM

チーム総評

中村が本格的にスタメン復帰するように
なってから試合を重ねるごとに優勝争いを
繰り広げていた頃の良い雰囲気を取り戻して
きているように感じた。

やはり中村の持つ力は偉大である。

そこにアデミウソンら攻撃の格となる選手が
うまく絡みだし、徐々に攻守両面でチームの完成度が
高くなっているようだ。


残り試合は少ないが来期に向けて
さらに頼もしくなってくるだろう。



選手評価


DF 小林 祐三

対人で絶対な強さを発揮、安定的な
守備に貢献。
攻撃面でも効果的な突破を図り
チャンスを演出した。
相手との接触でヒヤッとする場面も
あったが、事なきを得ている。


DFファビオ

前半、湘南に攻めこまれている中、
要所要所でチャンスの芽を紡ぎ、
固い守備に貢献した。


DF中澤 佑二

安定した統率力で横浜ディフェンス陣を牽引。
不運な失点はFKのみ。


DF下平 匠

ゴールに絡む活躍。
安定した守備にもしっかりと貢献し
堅守を支えた。


MF 中村 俊輔

ゴールにこそ絡めなかったが
終始ゲームをコントロールし
チャンスを演出。
試合ごとに調子を上げている様子が伺える。
湘南の激しいプレッシングの的となり
潰しに苦しめれる場面も目立ったが
それを掻い潜ってチャンスメークできるのはさすが。
クウォリティの高さは両チームきっての圧巻もの。

あとは彼の繰り出す魔法(パス)を受けるに足りた
FWが欲しいところか。


MF 齋藤学

動きのキレは相変わらず突出している。
攻撃にアクセントをもたらすことができるため
今の横浜の攻撃を支える主軸といえるだろう。

欲を言えば、もうひとつ「化け」た感が欲しい。
怖さの面でまだ垢抜けない感が残る。
世界を見据え、より怖さ、迫力のあるプレーを
見せて欲しいのが本音だ。


MF アデミウソン

中村の影で目立つプレーはさほど見受けられないが
ボールの受け方やボールキープの仕方など細かい
部分に目を向ければ間違いなく一級品。
味方を使おうとする意識が強いため、
自身の持つポテンシャルを発揮しきれていない
印象が残ってしまう。

もっと思い切ったプレーをピッチで表現してもらいたい。



FW 伊藤翔

シュートで一撃を持っていること点や
ゴールという目にみえる結果を残した点は◎

一方で今日の試合を観た限りでは
物足りなさも残る。動きに精彩を欠き、
中村やアデミウソンらが繰り出すパスに
出だしが遅れ、ポストの役割を果たしきれていない
場面が多々見受けられた。

素質があるだけにもっとアジリティを高めて
怖さを出して欲しい。プレースピードを一段階、
二段階上げるだけで、相手への脅威は一層
ますことだろう。


◆湘南ベルマーレ

前半こそフレッシュな運動量で
横浜を苦しめたものの、
後半に入ってからは徐々に
プレッシングが効かなくなり
横浜にペースを譲ってしまった。

チームに復帰したキリノの動きは
最盛期にほど遠く、万全と言えない状況。

しかしベンチサイド、曺貴裁監督がみせた
ベストといえる選手交代で山田を投入し
流れを変えると

永木のFKで起死回生の同点とし
チームの士気は一挙に高まった。

名将といえる采配ぶりで
チームを危機から救い出している。


DF遠藤 航

前半は遠藤ありきとおも思える好プレーを連発し
雰囲気を漂わせた。
後半は少し消えた印象が残る。


MF永木亮太

同点ゴールを突き刺したスーパーFKは圧巻もの。
チームの暗雲を一挙に振り払ってみせた。
苦しい時間帯での一撃はMOMといえる活躍。
今後のプレーに注目したい。


MF 菊池 大介

横浜ゴールを目指し果敢攻め入っては
チャンスを演出した。
ゴールまであと一歩という場面も見られ
決定力が増してくると面白い逸材。
今後のスパークに注目したいところ。


FW キリノ

最盛期のキリノを知っているだけに
残念と言わざるをいえない出来。

彼本来の持つスピードは無く、終始
精彩を欠いていた。

今後ベストな状態に戻して
脅威のあるプレーが見られることを
期待したい。


FW 藤田祥史

古巣相手にゴールを目指したが
精彩を欠いた。
やりにくさがあったのか、
本来彼の持つ魅力が今日は
でていなかった。


FW 高山 薫

十分な運動量で積極的な
チェイシングは間違いなく横浜の
ポゼッションを苦しめた。
後はゴール。
ゴールへの意識をより高め
試合を決定づけるプレーが増えて
くれば非常に頼もしい存在となる。
ポテンシャルは代表にも轟くもの
があるだろう。

MF 山田直輝

難しい場面においての途中交代でありながら
試合の流れを大きく変えた。

前半からキリノでなく山田が出ていたら
結果も違っていたのでは?
と思えてしまうほど、ゲームメークする力に
長けている点は魅力的だ。

今後の活躍に期待したい。



さて、試合をご覧になったあなたはどのように感じた
だろうか?


次なる試合を楽しむとしよう。

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【清水エスパルス 監督】大榎監督を解任!後任は元大分、田坂ヘッドコーチ [J1]

J1で降格圏で苦しむ清水が、

遂に大榎監督の解任を発表した。



個人的には非常に残念で他ならない。

2014年シーズンを15位で終え、

なんとかJ1残留を決めて

迎えた今シーズン。



攻撃陣には、ピーター・ウタカ、

大前元紀、石毛秀樹、長澤駿ら

若くして才能豊かなタレントが揃い、

監督就任2年目を迎えた大榎監督の

下、昨シーズンとは違ったフレッシュな

シーズンになることを期待していた。。。




しかし、現実はそう簡単にはいかなかった。

J1の中でも目覚ましい活躍を見せた助っ人外国人の

ウタカの得点力こそ相手ゴールを脅かし続けてきたが

リードする試合展開であっても、試合終盤に失速し

失点を喫すると次第に守備陣が崩壊、

次々と失点を奪われて白星を逃がしていった。



昔の強かったエスパルスと重ねあわせた時、

明らかに核となるピースが欠けていたことは

否めない。



あの場面で澤登がいたら…

三都主がいたら…

森岡、斎藤がいたら…

結果は違っていただろう。

強い頃は絶対的な核となる

ピースがあった。

今はそれがない。


ゲームの中において、

リードしている時に勝ち切るための策、

負けている時に取り返しにいくパワー、スピード。

そういった必要なポイントとなる部分が欠如している

ことは否めない。


ではいかにして勝つか…。


そこにサッカーの面白さがある。

例え、他チームに比べて

戦力が劣っていたとしても

”成す術”はあるのである。

ましてやプロフェッショナルなのだから

然るべく、そこを突き詰めなければいけない。



大榎監督もさぞかし苦悩したことだろう、

しかし、才能ある監督なだけに、

もっとアイデアを出して欲しかった。



責任を感じて職を辞する決心をされたことは

確かに一つの解決策だったかもしれないが、

もっと大胆な改革、大変貌をみせて欲しかった。

こんなことをボヤいても仕方ないのだが、

清水のレジェンドであるだけに、

今までの監督とは違う何かを残して

欲しかった。。。



この経験をバネにいつか清水をタイトルへ

導ける監督として戻ってきて欲しい。



しかし、近頃のエスパルスの戦力補強をみると

迷走している感があるのは否めない。



特にMF、DFの戦力補強は

他チームに比べ、目立って不足している。

チームを象徴するレジェントなる人物が存在しない。


比較してはいけないかもしれないが、

沢登の存在の大きさはやはり格別であった。


田坂監督は大分で奮わぬ結果から監督の席を

退いて間もない、

J2で味わった辛酸をいかにして今のチームに

還元し、どん底から這いあがらせられるか…

その手腕に注目が集まる。


ぜひともここで名誉挽回してもらいたいところ。


クラブも選手も監督も、もう後がない。

どん底に立たされた今こそ

チームの結束力が問われる。


J1屈指とも言える情熱あふれるサポーターを

笑顔にさせるべく、最大限の努力をもって

J1残留を成し遂げてもらいたい。






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【ハリルホジッチ J1視察】不満噴出。代表メンバー選考に向けて物悲しさ残る [ハリルジャパン]

ハリルジャパン始動に向け14日、J1第2節FC東京×横浜F・マリノスを
視察したハリルホジッチ監督。しかし得点の入らない試合に不満を隠さずには
いられなかったようだ。

これまで主にVTRで試合を見ていたようだが、
実際の試合を観たことで、違った感触を得た様子。


エキサイティングな試合を期待していたようだが、
結果はスコアレスドローに終わり、両チームの選手たちの
勝利を目指す姿勢に不満が残ったようだ。


一方で、早くも高評価を受けた選手もいる。
2度の決定機をビックセーブで凌いでみせた
FC東京のGK権田だ。

ハリルホジッチ監督から思わぬ称賛を受けた本人はコメントで、
「前々回のアジアカップは参加していたが、今回は自宅のテレビで見ていた。
悔しさを感じながら今年は飛躍したいと思って、いい準備をしてこられた」と
飛躍の経緯を語り、

「評価してもらえるのは嬉しいが、続けていかないと意味がない。
次の試合で6点くらい取られたらダメですし。毎試合アピールしていかないといけない」

と決して浮かれない表情を浮かべ、日本代表入りへ強かなメッセージを残した。


明日はJ2第2節が開催される。

果たしてハリルホジッチ監督の目に留まる選手は現れるだろうか…


目の前にあるチャンスをものにする貪欲な姿勢をサポーターに、
そしてハリルホジッチ監督に示して欲しいと思う。

選手の奮闘に期待したい。








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【アジア杯2015 速報】遠藤・岡崎・本田弾で日本3点リード!アジア杯・パレスチナ戦前半 [アジア杯]

遠藤、岡崎、本田の活躍で前半を終え、日本がリード。

12日、サッカー日本代表オーストラリア/ニューカッスルで、
アジアカップ1次リーグ初戦の相手、パレスチナ代表と対戦。

日本は開始早々前半8分、ガンバ大阪所属・遠藤が中盤で
乾からのパスをドリブルで前へ運び出し、グウランダー性の
ミドルシュートで先制。

続く25分、香川が放った強烈なミドルシュートにFW岡崎が
頭で合わせて2点目。

さらには44分、香川が倒されれ得たPKを
MF本田が冷静に決め3-0

幸先良く前半リードで折り返している。


先発メンバーは以下▽

GK:川島

DF:長友、森重、吉田、酒井

MF:長谷部、遠藤、香川

FW:岡崎、本田、乾

フォーメーション4-3-3

(c)Soccer Strage


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武藤嘉紀、日本代表の新たな次元・基準を示した劇的な一撃。代表初得点で

本田圭佑がアギーレ体制初ゴールの武藤を絶賛!

”「今までの代表にないスタイル。凄く好きなタイプ」"

(参照記事:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140909-00010023-footballc-socc

そう本田を言わしめた武藤嘉紀(むとう よしのり・22・FC東京所属(慶大在学中))のゴールは
あまりにも鮮烈で刺激のあるゴールだった。


ご覧になった方なら分かると思うが、
日本代表のこれまでにないタイプのFWであることは間違いない。


敵を凌駕するスピード、見かけによらない強引なドリブル突破、
強靭なボディーバランス、正確なシュート精度・・・


どれをとっても、その全ての水準が大学生に似つかない
プロフェッショナルとしてのレベル、水準に達していると言って過言ではない。


代表初得点となるあの一撃が生まれた直後、
それまで見るに堪えないプレーを見せていた代表イレブンたちは
まるで蘇ったかのように活性され、本来の動きを取り戻し始めていた。


彼のプレーを見て、ザックジャパンを初め、これまでの代表に
足りなかった課題がより鮮明に浮かび上がった。
それは何か・・・・



”スピード”



筆者はそう直感した。


なんと言っても、ゴール前。
強靭なフィジカルを有する相手が密集する中、
固い守りを切り裂くには
彼のように稲妻の雷光のような一瞬のスピードで、
ゴールまで到達するだけの勢い、スピードをもって
相手ゴールを襲わなければ、ゴールを生み出すことは
容易くない。


これまでの代表は、大事にされたポゼッションサッカーで
ボールの支配率を上げ、いかにも
上手くいっているかのように見えた時もあったが
プレー速度、パス速度は他国に比べても遅く、
まるでぬるま湯につかったようなプレーが散見されていた。


見ている側としても、いつになったらゴールが生まれるんだ?と
言わんばかりの眠たくなるようなフットボールであった。


ボールが繋がらなければ、
たちまち相手にボールを奪われ
つまらない失点をし、自滅に追いやられる。


そんな身苦しい状態が今のアギーレジャパンにも
続いていたのだ。


そこに彗星のように現れた武藤嘉紀が、
まるでカレーを劇的に変えるスパイスを入れるかのような
異次元のスピードでゴールを奪ってみせ、
他選手の目の色までもを変えてみせた。


”目の覚めるような一撃”


この言葉が相応しいだろうか。


思い切ったプレーとゴールへ向かう勇敢な姿勢、ポーカーフェイスに
思わず魅了された人も多いのではないか。


あの一撃で、間違いなくゴールを奪うために必要な
プレースピードの水準は高次元なものとなり、
今後の代表の在り方や次元を大きく変えるものとなったに違いない。


嬉しいことに、彼に限らずまだ表舞台に出てきていない
隠しスパイスなる選手は他にもゴロゴロと転がっている。


アギーレがこれからどんなスパイスを見出し、
世界に通用する和製サルサ料理を披露してくるのか楽しみだ。


多くの物事を理屈で片付け、情熱の欠けるこの国に、
熱いラテンのパッションを存分に落とし込んでいってもらいたい。



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【画像 W杯 準決勝】アルゼンチン死闘120分の末ファイナルへ!PKでオランダ破る! [W杯]

DSC_0107_2.jpg
(後半36分投入されるFWアグエロ)

◆決勝トーナメント 準決勝 オランダ0×0アルゼンチン(PK)

日本時間5時00分キックオフ  スタジアム:アレナ・デ・サンパウロ


試合は前日のブラジル×ドイツ戦とは打って変わり、拮抗した試合展開となった。

前半よりお互いに守備を固めつつチャンスを見計らってゴールに迫る。
アルゼンチンはメッシ、オランダはロッベンを中心に攻撃を組み立てじわじわと好機を演出するが
いずれもゴールに結びつけることができない。

スコアレスのまま前半を終え、後半へ。
オランダはインディに代え、ヤンマートを投入。
アルゼンチンはメンバー交代なし。

後半も拮抗した展開が続く・・・
オランダはスナイデルやファン・ペルシー、
アルゼンチンもイグアイン、エセキエル・ ラベッシが決定機を迎えるが
いずれもゴール成らず。

アルゼンチンは後半終盤メンバー交代に動く。
36分ペレスに代え、18パラシオ、
37分にイグアインに代え、アグエロを投入し攻めに出る。

逆にオランダは後半終了間際にロッペンが決定を生み出すが、
アルゼンチンの固いディフェンスに遭いゴールを割れず。

結局、後半終了まで得点は生まれないまま試合は勝負の延長戦へ。

DSC_0105.jpg

ボール保有率を高め優勢に立つオランダ。
パスを回しながらロッッベンにボールを入れてチャンスを作り出そうとするが
思うように攻めきれず。
対してアルゼンチンはカウンターからメッシを中心にゴールを狙うがこちらもゴールには至らない。

ベンチから祈るようにから試合を見守るディマリアの姿・・・。

延長後半10分、アルゼンチンに絶好機が訪れる。
ペナルティエリア内に繰りされた浮き球のスルーパスにパラシオが反応し抜け出すと、GK1対1に・・・これをヘディングで合わせループシュートでゴール狙うが高さが足りず、GKシレッセンにあっさりとキャッチされてしまう。

疲れの見える両者、この後もホイッスルが鳴るまで攻撃をしかけるが、やはりゴールは生まれず・・・。

オランダは交代枠の3人を使いきっており、前節PK要員として起用されたクルルは投入できず。
シレッセンに命運がかかる。

そして試合は運命のPK戦へ・・・。

DSC_0098.jpg




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[ ブラジルW杯 準決勝 ]ドイツ決勝へ!ブラジルに7-1の歴史的大勝利 ! [W杯]

◆決勝トーナメント 準決勝 ブラジル1×7ドイツ

日本時間5時00分キックオフ  スタジアム:イスタジオ ミネイロン


スターティングメンバーは以下の通り▽

ブラジル: 4-5-1 監督ルイス・フェリペ・スコラーリ

GK 12 ジュリオ セーザル
DF 13 ダンテ
DF 4 ダビド・ルイス
DF 6 マルセロ
DF 23 マイコン
MF 17 ルイス・グスタボ
MF 5 フェルナンジーニョ
MF 11 オスカル
FW 7 フッキ
FW 20 ベルナルジ
FW 9 フレッジ

リザーブ(控え):

GK 1 ジェフェルソン
GK 22 ビクトル
DF 2 ダニエウアウベス
DF 14 マクスウェル
DF 15 エンリケ
MF 8 パウリーニョ
MF 16 ラミレス
MF 18 エルナネス
MF 19 ウィリアン
FW 21 ジョー

DF 3 チアゴ・シウバ 累積により欠場
FW 10 ネイマール 負傷(骨折)により欠場

ドイツ: 4-5-1 監督 ヨアヒム・レーブ

GK 1 マヌエル・ノイアー
DF 4 ベネディクト・ヘーベデス
DF 5 マッツ フンメルス
DF 20 ジェローム・ボアテング
MF 6 サミ ケディラ
MF 7 バスティアン・シュバインシュタイガー
MF 8 メスト・エジル
MF 16 フィリップ・ラーム
MF 18 トニ・クロース
FW 11 ミロスラフ・クローゼ
FW 13 トーマス・ミュラー

リザーブ(控え):

GK 12 ロン・ロベルト・ツィーラー
GK 22 ロマン・バイデンフェラー
DF 2 ケビン・グロスクロイツ
DF 3 マティアス・ギンター
DF 15 エリック・ドゥルム
DF 17 ペア・メルテザッカー
MF 14 ユリアン・ドラクスラー
MF 23 クリストフ・クラマー
FW 9 アンドレ ・シュールレ
FW 10 ルーカス・ポドルスキ
FW 19 マリオ・ゲッツェ


処々にメンバー構成の変更が見うけらる両チーム。
ブラジルはチアゴシウバに代えてダンテを配置、
ネーマールの穴には新鋭ベルナルジを起用。
ボランチは出場停止明けのルイス・グスタボとフェルナンジーニョの組み合わせ。
マイコンは前節に続いて先発出場し、その他はこれまでと同じ構成。

一方でドイツは、クローゼが今大会初となる先発出場。
トップ下で大役をに抜擢され大ベテランの経験が大舞台で真価を問われる。
その他のメンバーは前節代わりなく、トーマス・ミュラー、トニ・クロース、メスト・エジルが前線に並び、
ボランチにはバスティアン シュバインシュタイガー、サミ・ケディラが起用された。


試合は開始早々から思いもよらない展開に。

前半17分、CKでキッカーはクロースが右足でクロスを送るとゴール前のトーマス・ミュラーが難なく右足で合わせ先制点。ブラジルは足が重く、チウバシウバとネイマールの抜けた穴は完全にもぬけの殻と化し、あっさりと失点を許してしまう。

このゴールで集中力の切れたブラジルは前半23分クローゼにW杯通産最多得点となる16得点目をあっさりと許し、前半25分、前半26分にトニ・クロース、さらには前半29分サミ ケディラ今対会初ゴールを奪われ、早くも敗退ムードに包まれる。あまりの惨状にサポーターは泣き出す始末。


後半、ブラジルはフッキに代えラミレス、フェルナンジーニョに代えパウリーニョを投入。
ドイツはマッツ フンメルスに代え、ペア・メルテザッカーを投入し早くも次戦に向け”備え”を始める。

後半はブラジルペースで試合進む、立ち上がりからオスカルやパウリーニョが決定機を迎えるが、尽(ことごと)く
GKマヌエル・ノイアーに弾き返されてしまう。

守備をガッチリと固めるドイツを相手に攻めあぐねるブラジル。
棒線一方の展開が続き、得点は生まれない。終いにはFWフレッジにボールが渡ればブーイングが起こる有様。

そして最後にオスカルが一点を返すのがやっと。

ドイツは後半24分、34分に途中交代で投入されたアンドレ・シュールレが2点を加え、
歴史的大勝で決勝戦へと駒を進めた。



完全に王国サッカーが崩壊した。

対してドイツはこれ以上にない圧勝劇。
決勝の舞台に向けて最高の準備が整った。

ヨアヒム・レーブの采配はピシャリとはまり、敏腕ぶりは見事だった。

間違いなくドイツはタイトル取るに相応しいと言えるだろう。

決勝での彼らのプレーに期待したい。

次戦の相手は、「オランダVSアルゼンチンの勝者」。


正直今日のセレソンには失望した。
期待とは裏腹に、準決勝でこんなにもみじめな王国の姿を見たくはなかった。

スコラーリの采配にも甚だ疑問が残る。
なぜこれだけ屈強で頑丈なドイツ相手にネイマール不在に相応しい戦術、メンバー構成を執らなかったのか。

フレッジを前に一枚置いてその後ろにフッキ、ベルナルジ、オスカルを並べたところで相手にとってはなんの脅威にもならない。

もっと厚みのある攻撃をできるメンバー選考、配置を施すべきであったように思う。


W杯はまだ終わらないが、開催国の夢物語は儚く終わりを告げた。

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[W杯 2014準々決勝]オランダ死闘を制す!O-OでPK戦の末、ベスト4進出!指揮官の采配ピタリ! [W杯]

◆決勝トーナメント 準々決勝 オランダ0×0コスタリカ(PK4-3)

日本時間5時00分キックオフ  スタジアム:アレナ・フォンチ・ノバ

スターティングメンバーは以下の通り▽

オランダ:

GK 1 ヤスパー・シレッセン
DF 2 ロン・フラール
DF 3 ステファン。デ・フライ
DF 4 ブルーノ・マルティンス・インディ
DF 5 ダレイ ・ブリント
MF 10 ウェスレイ スナイデル
MF 20 ジョルジニオ・ワイナルドゥム
FW 9 ロビン・ファンペルシー
FW 11 アリエン・ロッベン
FW 15 ディルク・カイト
FW 21 メンフィス・デパイ

リザーブ(控え):

GK 22 ミヘル・フォルム
GK 23 ティム・クルル
DF 7 ダリル・ヤンマート
DF 12 パウル・フェルハーフ
DF 13 ヨエル・フェルトマン
DF 14 テレンセ・コンゴロ
MF 8 ジョナサン・デ・グズマン
MF 16 ヨルディ・クラシー
FW 17 イェレマ・イン レンス
FW 19 クラースヤン・フンテラール


コスタリカ:

GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ジョニー・アコスタ
DF 3 ジャンカルロ・ゴンサレス
DF 4 ミチャエル・ウマニャ
DF 1 フニオル・ディアス
DF 16 クリスティアン・ガンボア
MF 5 セルソ・ボルヘス
MF 7 クリスティアン・ボラニョス
MF 17 ジェルトシン・テヘダ
FW 9 ジョエル・キャンベル
FW 10 ブライアン・ルイス

リザーブ(控え):

GK 18 パトリック ペンベルトン
GK 23 ダニエル カンブロネロ
DF 8 ダベ ミリエ
DF 12 ウェイロン・フランシス
MF 11 ミチャエル・バランテス
MF 13 オスカル・グラナドス
MF 20 ディエゴ・カルボ
MF 22 ホセ・クベロ
FW 14 ランダル・ブレネス
FW 21 マルコス・ウレーニャ


試合総括:

試合は序盤から実力あるオランダが圧倒的なボール支配率でコスタリカを攻め立て試合を有利に進める。
それに対して圧倒的な守備力でゴールを守りながら度重なるピンチを凌ぎ続けるコスタリカ。
前評判通り、両者のストロングポイントが最大限に発揮され拮抗したゲーム展開に。
0-0のまま後半を迎える。

後半も立ち上がりからロッペンのドリブル突破を中心に次々とチャンスを作り出すオランダ。
だが、得点は一向に生まれない。
後半36分、オランダに生まれる。
ロッペンがドリブルで左サイドペナルティエリア付近へ侵入しようと試みると、
コスタリカDFジャンカルロ・ゴンサレスに倒され、ペナルティエリア手前の左からのFKを獲得。
このチャンスにキッカーはウェスレイ・スナイデル。
鋭く回転掛かったボールはゴールニアサイドをつくが、惜しくもゴールポストに阻まれてしまう・・・。
渋い表情を浮かべるオランダ選手。
さらには後半39分、ロビン・ファンペルシーがペナルティエリア右で右足を振り抜くがGKケイラー・ナバスが立ちはだかり、ゴールを割ることができない。

その後も攻めきろうとするオランダ。
ロッペンがペナルティエリア付近でPKを狙ったファールを誘うドリブルを幾度となく試みるが、
狙い通りにはいかず。
結局スコアレスドローのまま90分を終える。


延長前半12分、オランダは左サイドペナリティエリア付近からロッペンが放ったシュートがコスタリカDFの腕に当たったと見る判定でFKを獲得。疑惑のわく判定ではあったが、好機を迎える。
キッカーはロッペン。
左足で鋭いシュートを放つがコスタリカDFの壁に阻まれ得点には至らず・・・。

後半も攻めるに攻めるオランダ。
度重なるチャンスにGKケイラー・ナバスを中心としたコスタリカの鉄壁な守備が立ちはだかり
得点を割ることができない・・・。
PKを覚悟したオランダ指揮官のルイス・ファン・ハールは終了間際に
GKヤスパー・シレッセンに代え、PK要員のGKミヘル・フォルムを投入。

結局、スコアレスのまま試合は運命のPK戦へ突入する。


先行はコスタリカ、

一人目は、セルソ・ボルヘス 〇


オランダ一人目は、ロビン・ファンペルシー 〇


コスタリカ2人目、ブライアン・ルイス ×


オランダ2人目、アリエン・ロッベン 〇


コスタリカ3人目、ジャンカルロ・ゴンサレス 〇


オランダ3人目、ウェスレイ スナイデル 〇


コスタリカ4人目、クリスティアン・ボラニョス 〇


オランダ4人目、ディルク・カイト 〇


コスタリカ5人目、ミチャエル・ウマニャ ×


オランダ勝利。

指揮官ルイス・ファン・ハールの采配が”ピタリ”とはまったオランダ。
GKヤスパー・シレッセンに代わって投入されたGKミヘル・フォルムが期待に答え、獅子奮迅の活躍でPK戦の末、
オランダをベスト4へと導いてみせた。

対して誇り高く、120分集中力を欠かすことなく徹底した守備を披露したコスタリカ。
ピンチを凌ぎ続けた末に、PK戦で敗れたものの印象深い鉄壁の守備力を呈し大会を去ることとなった。

オランダの準決勝の相手は「アルゼンチン」。



DSC_0077.jpg
(写真はスーパーセーブを連発したケイラー・ナバス)

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